アセキのスロージューサーについて、細かくレビューしてます。
実際に使ってみた感想、ジュースの搾り具合、お掃除の手間、メリット・デメリットなどまとめました。
本音レビューです。

目次
アセキのスロージューサーに触れてみての感想

アセキのスロージューサーを取り出してみての最初の印象は、
「思ったよりコンパクト!軽い!」
でした。
重量1.4kgということで、片手でも持ち上げられるぐらいの軽さ。
これなら場所も取らないし持ち運びも楽なので、扱いやすそうです。

ちなみに箱にピチピチに詰まりすぎていて、取り出すのちょっと大変でした。
サイズ感と軽さにはビックリ!

アセキのスロージューサーは濾す部分が小さい

アセキのスロージューサーですが、最初に気になったのは濾す部分が小さいこと。
ステンレスのストレーナー(濾し器)が正面のせまい範囲にしか付いてません。
これだと搾るスピードや、搾り具合に大きく影響してきそうです。
そして実際、搾り具合については満足できない結果!でもそれについては、のちほど・・・

ストレーナー(濾し器)が小さすぎる気がします。
アセキのスロージューサーのパーツで気になること

アセキのスロージューサーの各パーツですが、他にも気になるところがあります。
まずストレーナー(濾し器)とプラスチックの接着部分が、ハッキリいいますとちょっと雑。
あとシールの感じが安っぽいんですよね。

スクリューからの漏れを防ぐためのシリコンの品質も、廉価な感じがします。
という感じなのですがお値段を考えれば、仕方ないのかもしれません。
だって安いからねぇ。

アセキのスロージューサー組み立ての注意点

アセキのスロージューサーの組み立てはとても簡単でした。
でもちょっと引っ掛かったところがあります。
タンクとスクリューを組み合わせてから、それを本体(モーター)に乗せようとしたら上手くハマらないんです。

これはスクリューの凹み部分に、モーターの突起がうまくハマらないため。
ですのまず先にタンクを本体(モーター)に乗せて、それからスクリューをハメ込まないといけません。
この順番を守らないと組み合わせできないんです。
この順番が慣れないんだよねぇ。

アセキのスロージューサーでリンゴジュースを作ってみる
アセキのスロージューサーで実際にリンゴジュースを搾ってみました。
皮を剥いた国産のリンゴ120gを使います投。
リンゴ:120g
搾汁時間:1分10秒
ジュース:71g
搾りカス:37g
内部残留:12g
アセキのスロージューサーによるリンゴの搾り具合は?

アセキのスロージューサーは、リンゴを一度にたくさん投入することができません。
細かくしたリンゴを、1つ1を間隔をあけて投入するよう注意書きがあります。
1つ1つ入れていくので、やや手間と時間がかかります。
結局リンゴ120gを搾り切るのに、1分10秒ほどかかりました。
そして120gのリンゴから71gのリンゴジュースが作れましたよ。
71g/120gなので、ほぼ6割がジュースになった計算ですね。
ジュースの量としては、まぁまぁですかね。

アセキのスロージューサーによるリンゴジュースのお味は?

アセキのスロージューサーで搾ったリンゴジュースを味わってみました。
気になったのは、口に含んだときのザラつき。
リンゴの粒が荒くてそれがザラザラするような感覚があります。
喉越しもザラッと、あまりキレイに搾れていない感じ。
他のスロージューサーではサラサラになるので、それと比べると荒さが目立ちます。
味はともかく食感が微妙。

アセキのスロージューサーでリンゴの搾りカスはどんな?

アセキのスロージューサーでリンゴを搾ると、120gのリンゴに対して37gの搾りカスが出来ました。
37/120なので、3割ぐらいが搾りカスになったわけです。
この搾りカスをつまむと思ったより水分が残ってるんですね。
またスロージューサー内部にも12gほど残留してるので、さらに1割ほどが搾りカスになってます。
スロージューサーとしては、ちょっと無駄になる量が多いんじゃないかなと思いました。

4割が無駄になるのはちょっと。
アセキのスロージューサーで人参ジュースを搾ってみる
アセキのスロージューサーで人参ジュースも作ってみました。
皮を剥いた国産の人参をカットして、80gほど投入します。
人参:80g
搾汁時間:45秒
ジュース:24g
搾りカス:47g
内部残留:9g
アセキのスロージューサーによる人参の搾り具合は?

アセキのスロージューサーでは、根菜類は5cm以下で2〜3cm角の棒状にするよう説明書きがあります。
ですのでそのサイズに合わせてカッティングしました。
そして一度にたくさん投入すると詰まることがあると注意書きがあるので、1つ1つ入れていきます。
一度に搾れないので、80gを搾るのに45秒かかりました。
そして人参80gから24gのジュースが搾れましたよ。
24g/80gなので約3割がジュースになった計算です。

え?ジュース少なすぎじゃない?
アセキのスロージューサーで搾る人参ジュースはどんな?

アセキのスロージューサーで搾った人参ジュースですが、こちらは気になる点もなくジュースになってます。
口当たりも良いし、ザラつくような食感は感じられません。
なんとなく『さらしで漉した』ようなスッキリした舌触りで、清涼飲料水のような感じもします。
サラサラというよりは、水っぽい。

アセキのスロージューサーで人参の搾りカスはどんな?

アセキのスロージューサーで80gの人参を搾ったところ、47gの搾りカスが出来ました。
47g/80gなので、ほぼ6割は搾りカスですね。
さらに9g(1割)ほどはスロージューサー内に溜まってます。

搾りカスの人参を食べてみると、水っぽいしゴツゴツしてるし、味もわりと残ってます。
これは搾りがあまいというか、不足しているということ。
人参を搾るのはちょっと勿体ない感じがしちゃいます。
7割が無駄になるのは。。

アセキのスロージューサーのお掃除の手間は?

アセキのスロージューサーは、お掃除の手間がほとんど掛かりません。
それもそのはず、軽量コンパクトでパーツが少ないから扱いやすいんです。
台所のシンクに余裕で入って、とにかく水洗いしやすい。
ストレーナー部分も小さいので、濾す性能はイマイチですがブラッシングがすぐ終わります。

1つ気になる点としては、シールが防水じゃないこと。
洗うたびに浸水して、ちょっとずつ剥がれやすくなってると思います。
このあたりは、お値段相応ということでしょうね。

あとシリコンパーツは取り外して洗えるのですが、これも3箇所しかありません。
毎回は洗わなくて良いと思うのですが、とにかく手間は最小で済むようになってます。
お掃除の手間はホント少ないです!

アセキのスロージューサーのメリット・デメリットまとめ
実際に扱ってみてのアセキのスロージューサーのメリット・デメリットをまとめました。
取扱説明書を読んでの注意点も含めてます。

アセキのスロージューサーのメリット
- とっても軽量コンパクト
- お値段が安い
- 組み立てが簡単
- お手入れが楽
- 会員登録で3年保証 ※1
※1:安全および注意事項を守って使用した場合のみ。
アセキのスロージューサーの最も良いところは、とにかく軽量でコンパクトなこと。
そしてお値段がかなり安くて購入しやすいですよね。
あとは軽量コンパクトだから、組み立ても簡単だしお手入れも楽です。
このあたりは他のメーカーを大きく上回るメリットなので、なかなか素敵だなと思いました。
軽量コンパクトってやっぱりイイ!

アセキ スロージューサーのデメリット
- 会社名や公式HPがなくて不安
- 食洗機・乾燥機は使用できない
- 氷や冷凍した食材はダメ
- 油分の多い食材はダメ
- レモンなど酸性が強い食材はダメ
- 根菜類は5cm以下、2〜3cm角の指定
- 葉物野菜は3〜4cm程度にカットの指定
- 食材は間隔をあけて投入する必要がある
- 一度にたくさん搾汁することはできない
- 動作音が大きめ
これが1番のデメリットかなと思うんですが、どこを探しても会社名も公式HPも不明なんですよ。
ですので責任の所在が分からなくて、とにかく不安です。
中国製だけど品質はホントに大丈夫?そもそも保証されるの?という点について疑問を感じずにはいられません。
あえて隠す必要がないのであれば、そのあたりの情報をしっかり載せるべきと思うんですよ。
また食材ついても制限が多いので、野菜や果物ならなんでも搾汁できるわけではありません。
固いもの、油分の多いもの、酸度の高いものは扱えないなど、注意点は多いです。

どうして会社名を載せてないの?
まとめ:アセキのスロージューサーはオススメ?
アセキのスロージューサーについて細かくレビューしてきましたが、全体としてはあまりオススメできません。
やっぱり会社とか公式HPとか不明なのは、不安ですから。
スロージューサーの性能としては、搾り具合がかなりイマイチではありますが軽量コンパクトなところは良かったです。
ただやっぱり大きなデメリットがあるので、他のスロージューサーを検討してみても良いのでは?と思いましたね。
正直なところ・・・

お値段が全く違うのですが、アセキとヒューロムを比較した記事もあるので、良ければ読んでみてください。