Frettaのスロージューサーについてレビューしてます。
実際に使ってみた感想、ジュースの搾り具合、お掃除の手間、メリット・デメリットなどまとめました。
Amazonのクチコミは高評価だけど?

目次
Frettaスロージューサーのレビュー!

Frettaのスロージューサーを箱から出してみたら、何というか色合いが「昭和レトロっぽい」んですよね。
象印マホービンみたいなタイガー魔法瓶みたいな・・・。
それでは動かす前に、気になったポイントを紹介していきます。
Frettaスロージューサーの底には吸盤がついてる

Frettaスロージューサーの底には4つの吸盤がついてます。
この吸盤がテーブルに吸い付いて、倒れにくくなるのは良いのですが。
でもちょっと動かしたいときに、吸盤のすいつきが強すぎて煩わしくもあります。
あとおもちゃっぽい気もしちゃって、個人的にはあまり好みじゃないです。
Frettaスロージューサーは濾す部分が小さい

Frettaのスロージューサーは、濾す部分がすごく小さくて気になります。
ステンレスのストレーナー(濾し器)が、わずかな範囲にしか付いてません。
これですと上手に搾れないのでは?と思います。
そして実際、搾り具合についてはかなり不満が・・・、これはのちほど紹介します。
Frettaスロージューサーは組み立てにくい

Frettaスロージューサーは、組み立て難いところがあります。
組み立ての順番は説明書で分かるものの、最後のロックするところがムズカシイ。
まずドラム(上のパーツ)の蓋は開けたままじゃないとハマりません。
そして力強く回し込むことでロック部分のプラスチックがすこし広がって、「カチャッ」とロックされます。
ちょっと強引とかいうか、何か仕組みとしてちゃちいんですよ。
Frettaスロージューサーは開け口がかたい

あとFrettaスロージューサーは、ドラム(上のパーツ)の蓋を開けるところのフックが硬いです。
片手でフックを扱おうとするとわりと大変かも。
両手で思いっきり扱うと、力を入れすぎてボキッとしないか心配になります。

すでにイマイチ感あるけど。
FrettaのスロージューサーでMIXジュースを作ってみた
FrettaのスロージューサーでMIXジュースを搾ってみました。
取扱説明書にあるように材料は小さめにカットして投入します。
<材料>
リンゴ:100g
オレンジ:100g
ニンジン:100g
<結果>
搾汁時間:1分42秒
ジュース:164g(54%)
搾りカス:136g
内部残留:36g
FrettaのスロージューサーによるMIXジュースの搾り具合は?

Frettaのスロージューサーに、細かくカッティングした食材を全て入れます。
ホッパーの口は10.8cmあるのですが、300gの食材をいれるにはちょっと狭いですね。
そしてダイヤルを回して1分42秒ほどで、すりおろすことができました。
できたジュースの量は164gなので、54%がジュースになった計算です。

もうちょっと搾って欲しかったです。
FrettaのスロージューサーによるMIXジュースの味は?

FrettaのスロージューサーによるMIXジュースですが、飲めますけど美味しいという感じでもありません。
薄いというか、水を足したような薄さというか、濃厚さがなんですよね。
これなら素材をそのまま食べた方が美味しいかな。
そして口当たりも、大きめのカケラが擦りおろされずに混入しちゃって、あらい感じを受けます。
すこし辛口にいうと、“スロージューサー”というほど洗練されてない気が。
う〜ん、不味くないけど。

FrettaのスロージューサーでMIXジュースの搾りカスはどんな?

Frettaのスロージューサーで300gの食材を搾ったところ、全部で172gの搾りカスが出ました。
ですので46%は搾りカスになった計算ですね。
人参が含まれてるので上手に搾るのはなかなか難しいとは思いますが、やや搾りカス多いですよね。
搾りカスに味がわりと残ってるんですよ〜。

Frettaのスロージューサーで人参ジュースを作ってみる

Frettaのスロージューサーで人参ジュースも搾ってみました。
繊維の多いものは細かくカットする必要があります。
<材料>
ニンジン:100g
<結果>
搾汁時間:56秒
ジュース:32g
搾りカス:48g
内部残留:20g
Frettaのスロージューサーによる人参の搾り具合は?

Frettaのスロージューサーに、細かくした人参を入れます。
そしてダイヤルを回して56秒ほどで、すりおろすことができました。
抽出できた人参ジュースの量は32gです。
つまり全体のうち1/3がジュースになったのですが、これは結構少ない気がしますね。

ジュースが少ない気が!
Frettaのスロージューサーによる人参ジュースの味は?

Frettaのスロージューサーによる人参ジュースは、まぁそれなりに美味しく飲めます。
ただフレッシュジュースとして驚くような美味しさはありませんでした。
口当たりはサラサラで甘みもありますが、なんか薄い感じするんですよね。

スロージューサーで、結構味が違うんですよ。
Frettaのスロージューサーで人参の搾りカスはどんな?

Frettaのスロージューサーで人参100gを搾ったところ、48gの搾りカスが出てきました。
ですのでスロージューサー内にも20gほど残っているはず。
つまり全体の7割が搾りカスになっているわけです。
人参って繊維が多いので難しいとは思うのですが、これだとちょっと勿体無い気がしますね。
人参を搾るのは苦手!?

Frettaのスロージューサーのお掃除の手間は?

Frettaのスロージューサーは、お掃除についてはとても楽です。
掃除するパーツが基本的には3つしかありませんから。
もしシリコンパーツを取り外して洗うとしても、2つ増えるだけです。

(搾りカス排出口についているシリコンはネジで止められているため、取り外さない前提だと思います)
またストレーナー(濾し器)の部分がとても小さいので、網目の汚れを落とすのも簡単。
全体的にパーツが大きくなく、乾かすスペースもそこまで取らないので、他の食器と一緒に干すことができます。

使うたびにお掃除しないとだから、ここは重要です!
Frettaのスロージューサーのメリット・デメリット
実際に扱ってみてのFrettaのスロージューサーのメリット・デメリットをまとめました。
また取扱説明書を読んで、気になって点も含めてます。
Frettaのスロージューサーのメリット
- パーツが大きくない
- まとめて投入できる
- 昭和レトロ感
Frettaのスロージューサーの良いところは、サイズが大きくなくて扱いやすいところです。
邪魔にならないサイズなので洗い物もしやすいですし、乾かすときもそこまで場所をとりません。
そしてまとめて食材を投入できるのもメリット。
あとは好みにもよると思いますが、昭和レトロ感がステキかもしれないです。
扱いやすいサイズ感なんです。

Frettaのスロージューサーのデメリット
- ジュースの味がいまいち
- ジュースの量が少ない
- 柔らかい食材は適していない
- 食材は細かくしておく必要がある
- フローズン(アイス)は搾れない
- 公式HPが表示されない
- 会社名が探しにくくなっている
Frettaのスロージューサーのデメリットは、まずジュースの味がイマイチであること。
やや水っぽい薄い感じがするし、口当たりも荒すぎるカケラが気になります。
さらに搾れるジュースの量が多くありません。
そして説明書によると、澱粉が多い(柔らかい)食材にも適していません。
例えばアボガド、バナナ、イチゴ、マンゴー、パパイヤなどだそうです。
凍らせた食材でフローズン(アイス)を作ることもできません。
また食材はある程度細かくして投入する必要があるのも、ちょっと面倒なところ。
最後にとても気になる大事なポイントとして、公式HPにアクセスしてもサイトがないし、会社名が見つかりにくくなってます。
いちおうスロージューサー本体の底のシールに会社名があるのを見つけましたが、他のところには一切書かれてないんですね。
まるで隠しているかのような印象を受けます。

何か堂々としてないんですよ!
まとめ:Frettaのスロージューサーはオススメ?
Frettaのスロージューサーですが、ハッキリいいますとイマイチです。
ネックとなるのはジュースの搾り具合やジュースの味。
あと会社名が表面に出てきてない(堂々としてない)ことも疑問です。
最近は質のよくない製品がいっぱい輸入されているので、会社組織がみえないのはやっぱり不安ですね。
特に口に入るキッチン製品であるなら、プラスチックへの添加剤なども気になるところ。
お値段的にも安くはありませので、トータルであまりオススメはできなと思いました。
もっと検討しても良いんじゃない?
